llms-txt.io の代替: それぞれのツールが実際に担う役割
比較
どちらも llms.txt を検証します。ただし想定している仕事が違います。llms-txt.io はマネージドサービスとしてファイルを最新に保ち、こちらはすべてのリンクを取得する、アカウント不要の無料チェッカーです。比較をやめて選べるよう、率直に住み分けを示します。
競合に関する記述は llms-txt.io 自身のサイトを 2026 年 10 月 8 日に確認したもので、重要な箇所は原文を引用しています。価格と機能は変わります。依拠する前に再確認してください。
短く言うと
llms.txt と llms-full.txt を自動で再生成し、最新に保ち続けてほしいなら、llms-txt.io はまさにそれを売っており、このツールはそれを一切行いません。すでに自分が管理しているファイルを、登録なしで徹底的にチェックしたいなら、このツールはそのために作られています。
一覧
| llms.txt Validator (このツール) | llms-txt.io | |
|---|---|---|
| ブラウザでの検証 | 無料 | 無料 |
| 検証にアカウントが必要か | 不要 | Web バリデーターは不要 |
| リンクの確認 | リンク先のすべての URL を取得 | “Samples your links and flags dead ones” |
| API | 無料・キー不要・上限なし | API キーが必要。無料枠は月 2,000 回の検証 |
| ファイルを最新に保つ | いいえ | マネージドサイト、月 15 ドルから |
| llms-full.txt の生成 | いいえ | あり。プランごとのページ上限(20/50/100) |
| サブパスのファイル(spec v2) | 対応 — /docs/llms.txt。本物の 404 のときだけ上位へ遡る | 同社のバリデーターページには記載なし |
| AI エージェントから呼び出せるか | MCP サーバー + A2A エージェントカード | 同社のバリデーターページには記載なし |
| 有料プラン | なし | $15/mo Starter, $49/mo Pro |
結果を本当に左右する違い: 抽出検査か、すべてのリンクか
llms.txt で実際に最も多い失敗は、Markdown の書き間違いではありません。完全に解析できるのに、移動済みまたは消滅したページを指しているファイルです。構文だけを見るリンターは、これを決して捕まえません。
llms-txt.io は自社のチェックを “Samples your links and flags dead ones” と説明しています。つまり抽出検査です。抽出検査は、死んだリンクが多いときには問題を見つけます。しかし 60 本のうち1 本が死んでいるときには適した道具ではありません。サイト再編のあとではそれが普通の状態であり、エージェントがぶつかるのもその 1 本です。
このバリデーターは実行のたびにファイル内のすべての URL を取得し、リンクごとにステータスを報告します。大きなファイルでは遅くなります。これが取引です。速度より網羅性を取っています。
llms-txt.io のほうが良い買い物になる場合
あちらにできて、このツールには本当にできないことが 3 つあります。
- マネージドサイト。 スケジュール(週次または日次)でファイルを再生成し、安定した URL から配信し、変更時に Webhook を送ります。コンテンツが絶えず動き、ファイルの面倒を誰も見ていないなら、月 15 ドル払って考えなくて済ませるのは妥当な取引です。
llms-full.txtの生成。 付随ファイルを代わりに構築します。プランに応じて 20/50/100 ページまで。このツールはあなたのファイルが存在するかを報告するだけで、書きはしません。- 背後にある商用プラン。 有料プラン、メールサポート、引き上げ可能な上限。誰かが応答してくれることを必要とするチームには、機能のチェックマークより重い要素です。
このいずれかが本当の問題なら、あちらを使ってください。このページはそれを思いとどまらせようとはしていません。
こちらのほうが合う場合
- すでに自分のものであるファイルを深く見たい。 すべてのリンクを取得し、構造を仕様と照合し、0〜100 点を構造/リンク/ベストプラクティスに分け、指摘ごとに具体的な直し方を示します。
- アカウントなしで CI に入れたい。
GET /api/validate?url=— キーなし、上限なし、登録なし。用意するものも、ローテーションするものもありません。 - ファイルがサブパスにある。 spec v2 は、ファイルが自身のパス配下の URL を担うと定めています。
example.com/docsを貼れば/docs/llms.txtを狙い、明確な 404 のときだけルートへ遡ります。403 や 5xx は「不明」として扱い、「存在しない」とは見なしません。 - エージェント対応状況の全体像がほしい。 同じ実行で
robots.txt、sitemap.xml、ai.txt、llms-full.txt、llms.json、JSON-LD、canonical、hreflang、Markdown のコンテンツネゴシエーション、spec v2 のdescribedby関係、A2A エージェントカード、MCP サーバーカードを報告します。 - チェックをエージェントに実行させたい。
/mcpに本物の MCP サーバーがあり、A2A エージェントカードもあります。Claude や Cursor、あるいは自作のエージェントが、ドメインの検証をツール呼び出しとして実行できます。
このツールの率直な限界
あとで気づくことのないように。
llms-full.txtを生成もホストもせず、どのファイルも代わりに最新へ保ちません。- アカウントがないため、保存された履歴もチームのワークスペースもサポート契約もありません。レポートごとに共有できるパーマリンクが得られる、永続性はそこまでです。
- すべてのリンクを取得するぶん、大きなファイルの確認は抽出検査より遅くなります。
両方使えますか
使えますし、チームによってはそれが正解です。ファイルの生成と維持は llms-txt.io に任せ、その結果をこのバリデーターに通して — CI で、あるいはエージェントのツールとして — 生成されたファイル内のすべてのリンクがまだ到達できることを確認します。2 つのチェックはほとんど重なりません。